祖母の資産が大叔父親子に盗られていた話 エピソード2 ~安堵と不審~

祖母の資産が大叔父親子に盗られていた話 エピソード2 ~安堵と不審~

最終更新日 2025年12月23日投稿日 2025年12月23日

ある日、祖母の資産が大叔父親子に盗られていることを知った私の奮闘記です。

前回までの話

安堵と不審

2025年4月8日

つかささんから祖母の居場所を聞き出すことができず、どうしたら居場所が分かるか一晩必死で考えた。近くの病院もしくは老人ホームにいるだろうと考えた。「祖母の居場所を知っている」というつかささんの言葉を思い出し、つかささんの勤務先を調べてみた。介護老人保健施設と同じ建物に入っていた!怪しい。そう思った私はさっそく電話をかけた。受付ではなく介護士と思われる女性が出た。自分の名前を名乗り、祖母を探していることを伝えると、「お孫さんであるなら、、」と祖母が施設に入所していることを簡単に教えてくれた。祖母が生きていることを知り、私は安心した。私から電話があったことを祖母と大叔父に伝えてもらうことを約束し、近々面会に行くことを伝え、電話を切った。

数日後

大叔父から電話はなく、少し不審に思った。

2025年4月13日土曜日

この1週間はいつもより長く感じた。

祖母のいる施設へ初めての面会に1人で行った。13時半から16時まで面会が許可されており、確か、13時半から1時間ほど面会をした。約半年ぶりに見る祖母はさらにやせ細り、車いすに座っていた。もしかしたら、私のことを忘れてしまっているかも知れないと不安だったが、私の顔見た祖母はちゃんと私のことを認識してくれて嬉しかった。施設に入所するまでの経緯、現在の状況などを話した。2024年10月末、衰弱し自宅で倒れていたところをヘルパーさんが偶然発見し、救急搬送され、この施設に入所することになったようだ。大叔父のT分S次、大叔父嫁のT分T子、大叔父娘のT分K子らが面倒を見てくれたことを知った。そして、施設入所の保証人はT分K子であることを知った。

お礼を言った方がよいと思った私は、施設にある祖母の携帯電話から大叔父親子の連絡先をメモした。3人の内誰に電話をするか、S次は全く電話をかけてこなかったことを考え、T子に電話をかけた。繋がった。名前を名乗り、孫であることを伝えると、T子はすぐにS次へ電話を変わった。まず、お礼を伝えた。次に、祖母のお金の管理や家がどうなっているか全く分からないので会って話がしたいことを伝えた。するとS次は、「結婚式に招待もせんかったやつが今さら何や」、祖母が100%所有の家について「俺も所有権を半分持ってる、何や?ほしいんか?」と高圧的な態度で話してきた。私は冷静に祖母のお金と家の管理がどうなっているか知りたいと伝えた。「私たちが管理している」的なことを言われたが詳しい説明や証拠は全くなく、信じられなかった。「18日施設に面会に行くので、祖母と話をして今後どうするか電話する。」と一方的に言われ、「分かりました。」と言い電話を切った。

電話を切った後、S次の高圧的な態度に腹が立ったがどうすることもできず、祖母にはまた面会に来ることを伝えその日は帰った。

続く