私が乾燥肌を克服するためにやっていること
最終更新日 2024年11月5日投稿日 2024年11月5日
生まれつき乾燥肌の私が、乾燥肌を克服するためにやっていることを紹介します。効果が大きかったものからそこまで効果を感じられなかったものまで実体験をもとに紹介します。今、乾燥肌で悩んでいる方の為になればとこの記事を書きました。
この記事で紹介する内容は、すべてが医学的に根拠のあるものとは限りません。20年以上の経験、体感や出どころの分からないネット情報を私自身が実践し、効果があると感じたものも記載しています。また、現在も通っているアトピークリニックでお医者さんから言われたことも記載しています。実践される際はご自身でよく調べた上で、ご自身の責任で実践してみてください。
ビフォーアフター
顔正面
全体的に肌の乾燥感とざらつき感が無くなり、均一な肌色になりました。 特に口周りや顎にできやすかったニキビが劇的にできなくなりました。
顔右半分
頬にまだらに赤みがありましたが、赤みが無くなり綺麗な肌色になりました。
顔左半分
右半分と同様に赤みやざらつきが無くなりました。
実際にやっていること
塗り薬をしっかり塗る
YouTubeやテレビなどで、脱ステロイドをした人のアトピーがゆっくり治っていく動画を、この記事を読んでいる方なら1度は観たことがあると思います。
まず、私のこれまでの経験から言うと、ステロイドはしっかり塗った方がよいです。 この記事を書いている現在も通っているクリニックで言われていることですが、肌の表面がガサガサしているといつまで経っても綺麗な肌にはなりません。 まずは、ステロイドをひたすらに塗り続けて、肌の表面を綺麗にしてあげる必要があります。
ステロイドを塗り続けると副作用が出ると心配になる方もいると思います。 単調に薬を処方するような皮膚科は避け、アトピーを専門で診ているクリニックに行くのがよいと思います。 ちなみに、私が通っているクリニックは、トアロードクリニックです。
保湿しない
ヒルドイドやワセリン、ドラッグストアで売られている市販の保湿剤の類は一切塗るのをやめました。 保湿をすると一時的には肌が潤ったかのように感じます。 ですが、塗り続けることで皮膚が薄くなり、逆に乾燥しやすい肌になってしまいます。
私が保湿をしなくなったのは、「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法を読んだのがきっかけです。 この本ではワセリンの使用をおすすめしていますが、私自身はあまりおすすめしません。 皮膚は常に呼吸をしているので、ワセリンを塗って皮膚に蓋をしてしまうと呼吸ができなくなってしまうと考えるからです。
人前に出るのが恥ずかしいほど乾燥がひどい時は塗ってもよいと思います。 それ以外の時は、保湿することは避け、肌本来の保湿機能を取り戻すことを心がけます。
市販の保湿剤でおすすめするとすれば、キュレルのスプレータイプの保湿剤がおすすめです。
爪を短くする
爪の白い部分が長いほどゴミが溜まりやすく不清潔になります。 その不清潔な爪で肌を掻いてしまうと菌が入り込み、痒みや乾燥の原因になります。 私は爪の白い部分は無くすくらいの勢いで、常に爪を短くしています。 常に爪が短かければ寝ている間など無意識に掻きむしってしまう心配もありません。
漢方薬を飲む
このブログを書いている現在も通っているクリニックで、漢方薬が処方されるため毎日を飲んでいます。 顆粒タイプや煎じて飲むタイプの漢方を飲んでいます。 4,5年は飲んでいると思います。 漢方がどう体にいいのか詳しくは分かりませんが毎日飲み続けています。
3カ月に1度クリニックで血液検査があり、アレルギーに関する数値が下がってきているのみると、とてもゆっくりではあるが体質が改善されてきているのだと思います。
特に漢方薬にこだわる必要はないと思います。 ご自身の信頼できる病院で処方される薬を毎日しっかり飲むことが大切だと思います。 大人になってからの体質改善はすごく時間がかかるので、これからも毎日しっかり飲み続けていきたいですね。
漢方生活が終わった日には、またブログにしたいと思います。
サウナで汗をかく
サウナに行くようになったきっかけは、乾燥肌治療のためではないですが、よく行くようになってから肌の調子がよくなった気がしています。
暑くてジメジメした環境というのは、アトピーの人にとっては最悪の場所ですが、あえてそのような環境に行くことで体を少しずつ慣らしていくことができるのかなと思っています。 あと、汗を大量にかくことで肌が潤うというのもあると思います。
暑すぎるサウナはかえって肌によくない気もしますが、自分が気持ちいいと思える範囲で汗をかくのがよいのかなと思います。
私のおすすめは塩サウナです。 サーファーにアトピーの人はいないと言われるくらい、海塩は乾燥肌やアトピーに効果があるみたいです。 実際、海水がアトピーに聞くという本もあります。 サーファーほど頻繁に海に行くのは難しいですが、塩サウナであれば比較的簡単に行くことができます。 塩を全身(顔にも)に塗って、じっくりと汗をかく。とても気持ちいいのでぜひ試してみてください。
1日にシャワーを3回以上浴びる
シャワーを浴びることで肌に外から水分を与え、肌に付着した汚れ(花粉やハウスダウストなど)を取り除くことができます。 1日3回と聞くと多いと思われるかも知れませんが、とても簡単です。
まず、3回のシャワーでは毎回シャンプーやボディーソープは使用しません。 毎回使用してしまうと逆に必要な皮脂などを落としすぎてしまうからです。 次に、1回のシャワーの時間は長くても2~3分くらいにします。 肌に水分を与え、汚れを落とすことが目的なので、熱すぎるお湯を長時間浴びることはしません。 風を引かない程度にぬるいお湯をさっと浴びるだけにします。 男性であれば1分もかからないと思います。 これを私は朝、夜、寝る前に行います。 いつやるかは自分の生活スタイルに合わせて変えても大丈夫です。
私はこれを実践するようになってから肌の不快感が減ったと思います。 花粉やハウスダストなど、今まで知らないうちに肌に付着していた汚れを定期的に取り除いてあげることで、不快感が減ったのだと思います。
冬場のシャワーはとても寒いですが、頑張って続けるだけの価値はあると思います。
シャンプー、ボディーソープで毎日洗わない
1日にシャワーを3回も浴びるので、汚れのほとんどはシャワーだけで落とせます。 シャンプーやボディーソープは必要な皮脂まで落としてしまうので、毎日の使用は控えます。 乾燥肌用と謳うボディーソープも同じです。 肌を保湿する成分が皮膚を覆ってしまったり、肌に合わなかったりするので使用しないのがよいと思います。
私は、毎日洗わないと流石ににおいが気になってくるので、数日に1回は洗っています。 それも全身ではなく、特に汚れやにおいの気になるところだけにしています。脇やお尻などです。
現代はなんでも石鹸をつけて洗いがちです。 汚れのほとんどは水だけで落ちます。 過度に洗いすぎないことが大事です。
肌表面の熱を逃がす
肌表面が熱いと痒くなり、掻いてしまうと肌が荒れて乾燥肌になる。 経験したことがあると思います。
肌表面が熱を持つと医学的な理由は分かりませんが痒くなります。 なので、肌表面が熱を持たないよう暑いところに行かないようにします。 熱くなってしまった場合は、水をかけたり、氷で冷やしたりして温度を下げます。 こうやって痒みの原因を一つずつ減らしていくことがアトピーや乾燥肌の人には大切だと思います。
サウナは行った方がいいと書きましたが、 サウナも暑い環境なので、我慢できず肌を掻いてしまう人は行くのを控えた方がいいと思います。
汗をかいたらすぐに着替える
汗を吸った服は不快で長時間着ていると痒くなるのですぐに着替えましょう。 洗濯物が多くなることは気にせずにどんどん着替えます。 可能であれば、着替えるタイミングでシャワーを浴びるか、体を拭いてあげるとよいです。
冬場でも予期せず汗をかいてしまうことがあると思います。 乗った電車の暖房が効きすぎているときや会議などで緊張して汗をかいたときです。 私は、汗を吸収しやすく、速乾性のあるユニクロのエアリズムを冬場でも着用しています。 服の中に湿気と熱がこもりにくいため、痒くなりにくく肌も乾燥しずらいと感じています。
冬場の肌着として有名なヒートテックは、私個人の感想としては、肌が乾燥しやすかったので数年前に着るのをやめました。 ヒートテックを代表とする化学繊維を使用したあったかインナーは、肌表面が熱くなりやすく、肌の水分が奪われている気がしていました。 乾燥肌で悩んでいる方は着ないことをおすすめします。
脱塩素できるシャワーヘッドを使う
塩素が多く含まれた水は、肌のバリア機能や皮脂を洗い流してしまいます。 肌を傷つけず優しく洗うために、脱塩素できるシャワーヘッドを使いましょう。
私のおすすめはミラブルplusです。 水道水の塩素を約80%低減してくれるフィルターを付けることができます。 また、ウルトラファインバブルを浴びることで、ボディーソープなどは一切使わなくても十分汚れを落とすことができます。