
2024年秋 ポルトガル旅行で泊ったホテル
最終更新日 2024年12月25日投稿日 2024年12月25日
2024年の秋、8泊10日のポルトガル旅行で宿泊したホテルをレビューします。実際に宿泊してみて感じたことをまとめてみました。どういった観点でホテルを選ぶのがよいか、みなさんのホテル選びの参考になれば幸いです。
宿泊したホテルは全部で4つです。
1つずつレビューしていきたいと思います。
写真はあまり撮れていないので、Google Mapや公式サイトの写真を参考にしてください。 公式サイトの写真は開業当初の写真が多いので、Google Mapの口コミ写真の方がリアルだと思います。
Moov Hotel Lisboa Oriente
ポルトガル初めてのホテルは、リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港に近いホテルに宿泊しました。
リスボンに到着した翌日にポルトへ行く予定としていたので、空港とLisboa Oriente駅に近く、かつGoogle Mapの評価が高いこのホテルにしました。
Lisboa Oriente駅までは徒歩10分くらいです。 最も近い駅は地下鉄のCabo Ruivo駅で、空港から乗り換えなしで来ることができます。 ホテルからLisboa Oriente駅までの道はほぼ石畳でスーツケースを引いて歩くのは大変でした。 ポルトガルに到着したばかりで、つるつると滑りそうな石畳の上を歩きなれていなかったのもあると思います。
ホテルのすぐ横にはスーパーがあり、気軽に買出しに行くことができました。 海外旅行では、お水は基本、お店で買わないといけないので近くにスーパーがあるホテルだと便利です。
Lisboa Oriente駅のさらに東の川沿いには、ショッピングモールや沢山のレストランがありました。 夕暮れの川沿いをゆっくり歩きながら異国の町を眺めていると、日本での仕事の日々を忘れることができそうでした。
本当に忘れることはできませんでしたが、、、
今回の旅行では行きませんでしたが、近くにはリスボン水族館もあります。 時間に余裕のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
最低限のものだけが揃ったシンプルで綺麗な客室でした。
通路も広めに設計されているので90Lくらいの大きいスーツケースでも広げることができました。
シャワーブース、トイレ、洗面所は特に不満はありませんでした。 トイレットペーパーをトイレに流すことができたのがよかったです。
朝食の写真です。
バナナなどのフルーツやチーズ、ハム、パイ、エッグタルトなどがバイキング形式で食べられます。
チーズ、ハムは日本のものとは違い、新鮮で美味しかったです。 パイは焼きたてではありませんでしたが、サクサクしていて美味しかったです。
普段日本ではパンを食べない反動でついついパイを沢山取ってしまい、朝からお腹いっぱいになりました。
リスボンの中心地から空港よりにあるホテルなので、リーズナブルな値段で宿泊ができました。 徒歩10分ほどで電車やバスのターミナルに行くことができ、近くにはスーパーやショッピングセンターもあり総合的にいいホテルだと思いました。
Hilton Porto Gaia
続いてのホテルはポルトにある、ドゥエロ川の南、ドン・ルイス1世橋の西に位置する5つ星ホテルに宿泊しました。
ポルトの中心地はドゥエロ川の北側で、有名な市場や建築物のほとんどがそちらにあります。
私たちもお金に余裕があれば中心地の5つ星ホテルに泊りたかったのですが、円安の影響もあり、レビューが良さそうなことからこのホテルを選びました。
ポルトの中心地に向かうにはドン・ルイス1世橋を渡ることになります。 ドン・ルイス1世橋は上と下を渡ることができます。 上から橋を渡る場合、石畳の急な坂道を上っていかなければいけません。 ですが、下から渡る場合であれば、急な坂道を上る必要はなく、ホテルから対岸まで20分ほどで行くことができました。
ホテルに気軽に歩いて帰るのはできないですが、1日に何回もホテルへ戻ることはなかったので不便は感じませんでした。 ホテルまでどうしても歩くのがしんどい時はバスや電車を使うという手もあります。 バスや電車はどれだけ乗っても同じ料金なので気軽に利用しやすいと思います。
ポルト中心地のホテルは高いので、少しでも値段を抑えたい方は南側に泊まるのもありだと思いました。
川の南側、特に川沿いには沢山のレストランとワイナリーがありました。 お昼は中心地へ出かけ、夜はホテルの近くで晩ご飯食べることができます。 晩ご飯を食べた後はあまり歩きたくないので、ホテルの近くにレストランが多いのは嬉しかったですね。
このホテルもすぐ近くに飲み物や軽食を販売しているスーパーがありました。
会員制で、会員のみ入れるフロアではより多くの食料品を買うことができるみたいでした。 会員以外の人はというと、お店入口のコンビニくらいのスペースに置いてある食料品を購入することができます。 水、ビール、コーラ、お菓子、軽食などがありました。 旅行で利用するには十分な品揃えだったと思います。 料金は少し高めでしたね。
肝心のホテルのレビューですが、不満は全くありませんでした。 強いて上げるとすると、今回宿泊した部屋にはバスタブが無かったということくらいでしょうか。 5つ星ホテルなので、スタッフの接客態度はよかったですし、朝食バイキングも品揃えが豊富で大満足でした。
到着した日に記念に一緒に写真を撮りました。
Downtown Porto Mouzinho Studio Apts
このアパートメントタイプのホテルには、洗濯をするために1泊だけしました。
乾燥機能付きの洗濯機が付いているので、洗濯ができたのはよかったのですがそれ以外は全くよくなかったです。 このアパートメントに宿泊するのはあまりおすすめしません。
ポルトの街を歩いてみて思ったのは意外とコインランドリーが多かったということです。 洗濯をするのが目的であれば、わざわざアパートメントに泊まらず、コインランドリーに持ち込むのもありだと思います。
まず、1つ目の残念ポイントはベッドです。
部屋に到着して、まだ何もしていないのに謎の粉がベッドの上に落ちていました。
部屋を変えてもらうのもめんどくさかったので、手ではらいましたが気持ち悪かったです。
砂でしょうか?コーヒーかすでしょうか?
あと、マットレスが柔らかすぎてぐっすり眠ることができませんでした。 連日ポルトの街を歩き回っていたので、眠れなかったのはとてもつらかったです。 見事に次の日は体調を崩しました。
2つ目の残念ポイントは洗面所です。
常に下水のにおいがしていました。
部屋と洗面所の間には扉があったので、閉めておけば部屋が下水臭くなることはありませんでした。 ですが、用を足すときやシャワー中は常に下水臭かったです。
持参していたファブリーズをかけてみましたが、全く効果はありませんでした。 さらに、シャワーブースの扉の下がすごくカビていたのも気になりました。
最後、3つ目の残念ポイントは床が水平ではない感じがしたです。
床が水平ではないというのはこのアパートメントに限った話ではなく、レストランやお店でもよく感じました。 短時間の滞在であれば問題はないのですが、長時間滞在するホテルとなると気持ち悪かったです。 元々三半規管が弱いこともあり、常に違和感があり、ゆっくりと休むことができませんでした。
ポルトベイ リベルダージ(Hotel PortoBay Liberdade)
ポルトガル最後のホテルはリスボンで5つ星ホテルに宿泊しました。
リベルダーデ大通りにのすぐ近くにあり、地下鉄の最寄り駅はAvenida駅になります。 周辺には高級ブランドのお店や高級ホテルが多く、比較的静かだったと思います。
コルメシオ広場方面へは歩いて行くこともできますが、地下鉄を利用した方が楽です。 ホテルから20分ほどで行くことが来ます。
ベレンの塔方面へは地下鉄や路面電車、バスなど色々乗り継いで行くことができますが、公共交通機関だけだと1時間ほどかかります。 ポルトガルの街並みをゆっくり楽しみたい人にはいいと思いますが、個人的にはタクシーの方が乗り継ぎがなく楽でよかったです。
リスボンは地下鉄とバスが機能しているので、どこに泊まっても移動のしやすさという観点では、あまり大差はないのかなと感じました。 できるだけ駅に近い方が歩く距離が少なくなり、疲れにくくなると思います。
ここからはこのホテルのサービスについて語っていきたいと思います。
どこのホテルも大体そうだと思いますが、スタッフの方は全員とても親切でした。 チェックインの時、ポルトガルが初めてだと伝えると、おすすめの観光地やレストランなどを紹介してくれました。
その夜、さっそくそのレストランに行こうとフロントで、チェックインの時とは別の人に予約をしてもらいました。 が行ってみると、予約できておらず待たされたという話はここだけの話にしておこうと思います。
プール、サウナ、マッサージ施設が付いています。 マッサージは有料ですが、プールとサウナは無料で利用することがきでます。 プールとサウナには水着が必要なので利用したい人は忘れないように気を付けてください。
私たちは慣れない石畳を歩き疲れたのでマッサージを受けました。 確か、60分の全身マッサージコースを受けました。 部屋からバスローブ姿でマッサージの受付へ向かい、紙パンツへ履き替えマッサージを受けました。
ベッドにうつ伏せになった状態で、脚から施術が始まりました。 初めはふくらはぎからハムストリングあたりをマッサージされていたのが、途中から徐々に上の方へ上がってきて、最終的にはお尻までマッサージされていました。 お尻の中央だけをタオルで隠した状態で、お尻のサイドを素手でやさしくもみほぐしてくれました。
マッサージをしてくれたのが自分より若そうなポルトガル人女性で、おっさんのケツをマッサージさせてしまい非常に申し訳なく思いました。
始まる前は、気持ちよくて寝てしまうかなーと思っていたのですが、恥ずかしくて全く寝られませんでした。
あと、途中何回か英語で話しかけられたのですが全く聞き取ることができませんでした。 もっと英語勉強せな。。
朝食会場はポルトで宿泊したホテルほど広くはなく、メニューも少なかったですがとても美味しかったです。
チーズ、サーモン、ハム、キノコがおすすめです。
もちろんパステル・デ・ナタもありました。専門店ほどではないですが美味しかったです。
客室にはバスタブも付いていて1日の疲れを癒すことができました。 海外サイズのバスタブなので余裕で足を伸ばして浸かることができたのもよかったです。 普段湯船に浸からない主義ですが、海外旅行ではバスタブがある方が足の疲れが取れるので、絶対にいいなと思いました。
ベッドマットレスの硬さもちょうどよくぐっすり眠れました。
強いてよくなかった点を挙げるとすると、部屋からの眺めでしょうか。 海が見渡せたり広場が見渡せるわけではなく、普通の街並みが見えるだけだったと思います。 客室からの眺めを重視される方は海に近いホテルの方が景色はいいと思います。
以上、拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。 みなさんのポルトガル ホテル選びの参考になれば幸いです。