
ベトナムのホーチミンでクチトンネル&メコンデルタツアーに行ってきた
最終更新日 2025年4月6日投稿日 2025年4月6日
2025年2月、ベトナムのホーチミンでクチトンネルとメコンデルタを巡るツアーに参加しました!そのツアー内容や印象に残った出来事を振り返っていこうと思います。
予約に使用したサイト
今回、ツアー予約にはklook(クルック)を使用しました。
klookに決めた理由は、いくつかの大手ツアー予約サイトと比べて、料金が安く、ツアーの内容が分かりやすかったためです。 ツアーの評価は参考程度に見ました。人それぞれ基準が違うので評価だけで決めてしまうのはあまりよくないと思います。
klookのスマホアプリやホームページは分かりやすいUIで、予約やその後のやり取りで大きな問題はありませんでした。
ツアーの大まかな流れ
ツアーの大まかな流れは以下のような感じです。
時間 | 内容 | 補足 |
---|---|---|
07:30 | 出発 | 指定された範囲のホテルであれば迎えに来てくれます。 |
08:45 | お土産ショップ | ラッカー工芸品を生産・販売しているところに休憩を兼ねて寄り道しました。 |
10:00~12:00 | クチトンネル | |
13:00~14:00 | 昼食 | |
14:00~16:00 | メコンデルタクルーズ | はちみつティー、カヌー川下りなどを体験しました。 |
18:30 | ホーチミン到着 |
※時間が飛んでいるところは移動時間です。
詳しくは、klookの私が実際に参加したツアーページVIP リムジン送迎オプション付きクチトンネル & メコンデルタツアーを参考にしてください。
ツアーの具体的な内容
事前の連絡
まず、klookで予約するときに連絡先のメールアドレスを登録することになります。
前日か前々日くらいにツアー会社の人から連絡が来ました。 連絡の内容は、ツアー内容の再確認と朝迎えに来てくれる時間の連絡だったと思います。
そしてさらに、実際にツアーを担当するガイドさんからも前日か前々日くらいに連絡が来ました。 連絡の内容は、当日の朝、何時にどこどこのホテルに迎えに行きますという内容だったと思います。
今回予約したツアーは英語のツアーだったので、英語でのやり取りでした。 探せば日本語もあると思います。 クチトンネルでは日本語を話しているガイドさんもいました。
出発
事前の連絡通り7時半頃、ホテルのロビーで待機しているとガイドさんが呼びに来てくれました。 少し遅れた気がしますが、まあ許容範囲です。
リムジンにはまだ誰も乗っておらず、私たちが初めてでした。 私たち以外にも迎えに行く必要があるらしく、目的地へ出発する前に別の参加者をピックアップする所へ移動しました。
ピックアップ場所へ到着し、ガイドさんがもう一組の参加者を呼びに行きました。 実際は10分くらい待っただけだと思いますが、体感で20分くらいに感じました。
ようやく現れたのはインド系の親子4人。
お父さん、お母さん、息子2人。長男は高校生くらいで、下の子は小学中学年くらいだと思います。
後の会話で、南インド出身でベトナムを南から北まで旅行している途中だと知りました。
ガイドの人曰く、インド人はよくこのタイプのホーチミンからハノイへのベトナム旅行をするそうです。
移動
ツアー予約時に、オプションでVIPリムジンや少人数グループツアーを選択することができます。
今回は、VIPリムジンの少人数グループツアーにしました。
VIPリムジンは、公式サイトではすごく豪華な写真が載っていますが、全然そんなことはありませんでした。 おそらく車種は似たもので、座席の感じや車内の広さは写真通りでしたが、内装は写真ほど綺麗ではなく、きらきらとした照明もありませんでした。 あまりきらきらし過ぎても眩しいだけなんですけどね。
各座席が独立していて十分なスペースがあるので、長時間の移動でも疲れはあまり溜まらなかったです。 車の振動もマシだったと思います。 乗り物酔いしやすいタイプですが、酔いませんでした。 少し値段は高くなりますが、普通のバンやバスよりかはVIPリムジンの方がおすすめです。
各目的地への移動時間は長いもので2~3時間ほどでした。 以前、ハノイで行ったハロン湾のツアーは、ほぼ午前中が移動時間で4時間ほどバスの中にいたのでとても疲れましたが、 今回のツアーは移動時間が短くてよかったです。 途中リムジンを降りて、体を動かせた方が最後の疲労度が違うなぁと思いました。
お土産ショップ
公式サイトにはお土産ショップに寄るなんて書いてなかったので、少しびっくりしましたが、ちょうどいい休憩ができました。
ラッカー?というベトナムの伝統的な工芸品を生産・販売しているところに立ち寄りました。
スタッフの方が英語で、作り方を丁寧に説明してくれましたが、私は英語がまだまだですので全く何を言いているか分かりませんでした。 妻は英語を話せるのですが、「ベトナム訛りが強すぎて、さすがに何言ってるか分からん」と言っていました(笑)
1つ1つ手作りされていて、とても綺麗だったのですが、自分の家のテイストに合わないのと用途が見いだせなかったため購入はしませんでした。 インド人家族は何か小物を買っていました。
お土産ショップには併設のカフェというか売店がありました。 ココナッツジュースやマンゴーなどの新鮮なフルーツを売っていました。 もちろんどこにでもあるコカ・コーラもありました。
このツアーには500mlくらいの水が1人1本付いてくるのですが、折角だからということで、ココナッツジュースを飲みました。 ココナッツジュースはひとりで飲むとお腹がタプタプになるので、2人で分けるくらいがちょうどいいです。
クチトンネル
お土産ショップを後にした、インド人家族と我々は、このツアー1つ目の目玉であるクチトンネルに向かいました。 大体1時間くらいの移動だったと思います。
ガイドさんの説明を聞きながらクチトンネルを歩いて回りました。
まず、クチトンネルの全体像や構造を模型を使って説明してもらいました。
ただトンネルになっているだけでなく、中で普通の生活や作戦会議までできるように作られていたことに驚きました。
こんな鍬だけで掘ったとは信じられないですね。
ガイドさんに促され、なぞにインド人家族と模型の前で記念撮影をしました。
真ん中のお兄ちゃん、若いのになかなかお腹が出ているのは見なかったことにしてください(笑)
人によると思いますが、お願いをしなくても結構写真を撮ってくれるガイドさんでよかったです。 ガイドさんのスマホで撮った写真は、帰りの車の中でデータを貰うことができます。
ベトナム戦争当時に実際に使用されていた隠し入口に入る体験もできます。
幅30~40cmの穴に蓋を頭上で持ったまま足から入ります。
欧米の肩幅1mくらいあるんちゃうかっていうムキムキのにいちゃんでも、万歳をすればギリギリ入れていました。
次誰いく?という空気になって、その男性が手を挙げた時、その場にいた全員が無理やろと思ったと思います。 ぎりぎり肩をねじ込んで入れた時はその場が少し湧きました(笑)
各所に実際に使われていたであろう罠が展示されていました。
どれも仕組みは単純なものでしたが、敵に致命傷を与えるには十分だろうなと感じました。
落ちたことを想像するとゾッとします。
当時のベトナム兵を模したマネキンと記念撮影をしました。
戦車をこれだけ近くで見たことはなく、すごい迫力でした。
現在の戦車はもっと大きいんだと思うと恐ろしいです。
ツアーの公式サイトにも書いてあると思いますが、クチトンネルでは射撃体験ができます。
クチトンネルの敷地に入った時からすごい銃声が響いていて、やろうかどうか迷いましたが折角なのでやりました。
拳銃やライフルなど数種類の銃から好きなものを選べます。 昔FPSをやっていたときによく名前を聞いた、AK-47にしました。 どれがいいか分からなかったので。 1回10発で、決して安くはない値段でした。 イヤーマフをしていないと耳がおかしくなりそうなくらい大きな銃声でした。
台に固定された銃を打つのですが肩への衝撃が結構ありました。 これをどこにも固定せずに生身だけで撃つなんて考えられないですね。
ゴルゴ13ってスゴインヤナ。シランケド。
川を渡って昼食
射撃体験でどっと疲れた後は、昼食会場のメコン川へ向かいました。
お昼ご飯の写真は撮り忘れました。
生春巻き1つとチャーハンみたいなやつなど普通のベトナム料理を食べました。 あとスイカも出てきました。 メニューは決まっているので、出てきたものを食べる感じです。
飲み物はビール、コーラなどどこにでもあるものを1つ選ぶことができました。
インド人家族と同じ円卓で食事をしたので、ちょっと遠慮してしまいましたが、味は美味しかったです。
インド人は普段から辛い物を食べているので、ベトナム料理はとても甘く感じると言っていました。 前日に私たちが行ったお店を紹介しておきました。
はちみつティー
昼食を1時間くらいで済ませ、再び船に乗り、はちみつティーを飲みに行きました。
自然な甘さでとても美味しかったです。
本当に美味しく、おそらく無添加だろうということで、朝食のヨーグルト用にはちみつを購入しました。 毎朝、ヨーグルトにかけて食べています。少しかけただけでもとても甘くて美味しいです。
200mlくらいと500mlくらいの2サイズを販売していました。 200mlを1つしか買わなかったのですが、2つ買っておけばよかったと後悔しました。
はちみつティーを飲んだ場所の近くで蛇を飼っているということで、見せてもらいました。
噛みつかれそうという怖さより、柔らかいけど鱗がざらざらしている感じが気持ち悪かったです。
地元民の歌を聴きながらフルーツ食べる
今度は、トゥクトゥクみたいなバギーに乗って、フルーツを食べに行きました。
フルーツを食べている間、ツアーのサービスとして生歌を披露してくれました。 日本の歌謡曲みたいな感じの歌で、全く興味なかったのですが、少しは聴いてますよ感だけ出しておきました。 まあ、歌ってくれた方々もそんなに真剣に歌ってなかったと思いますけどね(笑)
フルーツと一緒にフルーツに付けて食べる辛い粉が出てきたのですが、インド人が「これ美味しい」と言ってめっちゃ付けてました。 「たぶん、基本辛い味が美味しく感じるんやろうな~」とその時思いました。
カヌーでメコン川を下る
フルーツもたくさん食べて、お腹いっぱいで結構眠くなってきたところでカヌーに乗りました。
観光客を乗せて、降ろして、また戻ってきてと、カヌーを漕ぐ方たちは忙しそうでした。
川の水は濁っていて、周りの景色もただ草が生い茂っているだけなのであまり幻想的ではなかったですが、 日本では味わうことのできない風景だとは思いました。
この時、妻の服が裏表逆という衝撃の事実に今日初めて気付きました(笑) 今日1日、裏表逆の状態でツアーに参加して、写真を撮っていたことに2人で笑いました。
ココナッツジュース
やっと全てのアクティビティが終わりクルーズ船に乗り、リムジンバスへ戻る中、ココナッツジュースが1人1つ出てきました。
お腹タプタプになりました。
インド人の下の子は好きじゃないみたいで、お父さんお母さんに飲んでほしそうにしていました。
帰路
バスの中では爆睡してしまいました。
気付いたらほぼホーチミン市に帰ってきていました。 そして、雨も降っていました。 旅行に行って雨が降らなかったことがないくらい雨男なので、今回もさらに記録を更新してしまいました(笑)
いつかアフリカとかほとんど雨の降らない地域に行って、雨を降らして帰ってくるのが私の夢です(笑)
帰りもホテルまで送ってくれます。 私たちは、ベンタイン市場で降ろしてもいいよと言われたのでベンタイン市場で降りることにしました。 ホーチミン市内からあまり離れていないところであれば、ある程度リクエストは聞いてくれそうな感じでした。
まとめ
と、こんな感じのツアーでした。
自力で遠方の観光地を巡ろうとすると膨大なお金がかかってしまうので、ツアーに行くのがいいと思います。
ホーチミン発のツアーはクチトンネル以外にもたくさんあったので、次の機会があれば別のツアーにも行ってみたいです。